大地の学校ロータス施設長の今井です。
ここ最近、連日の大雨でロータスの子ども達もずっと室内で過ごしています。外で元気よく遊ぶのも良いですが、カードゲームやお絵かきなんかをしながら胸の内を話し合ったりするときがあり、そんな時にはなんだか特別な雰囲気になります。
ある日小学5年生の男の子と、帰り際にこんな話しをしていました。
「もし大雨でロータスが失くなっちゃったらどうする？」
ふと、お母さんがそんな質問をしました。
その子はお家が大好きで、いつもお迎えが来るとササーっと帰るんですが、その時は立ち止まって少し考えた後こう答えました。
「もう一回ロータス作るかな」
まるで大工さんのように釘を打つ素振りをして、ハニカミながら言いました。
実は以前コロナで休校するときに同じような質問をしていました。「休校するとしたらどうする？」と僕から話したとき、彼は「また元の生活に戻るだけだから…」と素っ気なく答えていました。
“休む”と“失くなる”は違う
彼にとってロータスが休むのは全然構わないけど、失くなるのは考えられないことだったんだ。
僕は彼のそんな一言を聞いて、胸が一杯になりました。空を見ると、気付いたら雨は止んでいました。
そして彼は最後にこう付け加えました。
「真央くんと一緒に、ね！」
彼の笑顔はどんな晴天よりも眩しく映りました。こんなに嬉しい瞬間ってないです。ロータスやってて良かったと、心から思いました。
大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
★現在子ども達と作った作品もメルカリで出品中♪★
『【手作り】竹皿・竹箸3点セット(¥2,000)』 https://www.mercari.com/jp/items/m62856937508/
