大地の学校ロータスの日記

愛知県岡崎市竜泉寺町に2020年4月に開校した新しいフリースクール「大地の学校ロータス」の日記です。

「それってイジメじゃないのかな」

大地の学校ロータス施設長の今井です。

おかげさまでロータスもそろそろ満員になってきました。当たり前ですが、人数少なかった時に比べてトラブルも増えます。ストレスフリーなロータスですら、例外ではありません。

 

「アイツがこう言った!」

「お前が先にやってきた!」

 

みんな主義主張は違います。

見方が変われば、正義だって変わってきます。

そこには被害者や加害者の明確な線引はなくて、どちらにも悪いところや原因があるからです。自分達で解決して、という方針だし些細な喧嘩なんて日常茶飯事過ぎて誰も止めません。

 

 

でも、「1人対多数」なら話が変わってきます。


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1人の子に対して皆が寄って集って正論で攻撃する。

 

「それってもうイジメと同じじゃないかな?」

 

会議で僕はみんなに問います。

でも恥ずかしい話大人だって毎日やってることです。

 

・不倫した芸能人を大勢で叩く。

・失言した政治家を辞任まで追い込む。

常識という正義を盾になら、大勢で何を言っても構わない。そんな大人達の寛容とは正反対の空気感で育った子ども達は、必ず同じことを繰り返します。

 

 

 

“嫌な奴を排除する”を繰り返し続けるとどうなると思う?

 

 

次に標的になるのは自分じゃないのか…

みんなから変わってると思われるのが怖い…

そんな他人の目を気にして生きるギスギスした学校に、一体誰が通いたいと思うのでしょうか?

 

僕は中学校でハブにされた経験をみんなに告白しました。そんな学校を変えたくて、ロータスを作ったことも。

 

 

それでもまだ、同じことを繰り返すのかと。

 

 

 

 

当時僕を救ってくれたのは、独りきりで弁当を食べる自分に「一緒に食べよ」と声をかけてくれた2人がいたからだ。

 

大勢で叩く側になるか。傍観する側になるか。

独りでいる子に声かけてあげる側になるか。

 

 

1人1人がよく考えて、自分で決めて欲しい。

 

 

皆にそう伝えました。

何度も言いますが、子ども達にイジメをやめろなんて偉そうな事は絶対に言えない。大人達が不甲斐ない行動をし続けてきたからです。

 

どんなに生徒が集まっても、1人1人が心から気持ち良く通いたいと思えない学校だったら必要ない。僕はすぐにでもロータスを畳んで別の仕事始めます。

 

そのくらいの覚悟でやってます。

 

 

みんなに伝わるといいな。

 

 

大地の学校ロータス

岡崎市竜泉寺町百々13

080-5182-4832(代表:今井)

daichi-no-gakkou@outlook.jp

 

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