大地の学校ロータスの日記

愛知県岡崎市竜泉寺町に2020年4月に開校した新しいフリースクール「大地の学校ロータス」の日記です。

水と環境のお話会【せっとちゃんを囲む会】

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今回は環境活動家としてもご活躍されている瀬戸山裕一さん(通称セットちゃん)を囲んで水と環境のお話会をしました。

セットちゃんは夏休みの小学生みたいな格好してますが元々はオリンピックで金メダルを取る選手にコーチングをするお仕事をしていた凄い方です。

バクチャーと出会ったことをきっかけに水や環境について関心を持ち、「これからは地球を元の綺麗な環境に戻す!」と今までやってきた仕事の殆どを辞めて環境活動家になったそうです。

 

バクチャーとは?

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西日本、中国山地の土から採取される多孔質火山礫と天然ミネラルを、焼き締め、叩き、人の手によって細かく砕いたものです。 バクチャーは、投入した環境中の微生物生態系のバランスを維持したまま、微生物の分解作用を急速活性させる働きがあります。

※詳しくはホームページをご参照下さい

https://rbc-kk.co.jp/

 

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独自に配合された火山灰(バクチャー)を撒くとそこにいるバクテリア等の微生物が活性化し、汚れを分解してミネラルに変えてくれます。するとまるでドブのように汚い海や湖がたった数ヶ月間で魚が泳ぐくらい綺麗になってしまう。セットちゃんに数々の事例を見せてもらい、その凄さを実感しました。

 

 

私自身前々から知っていたものの、どのような効果があるのか、何でこんなにも水が綺麗になるのかがわかりませんでした。実際に現代の科学ではバクチャーが何故ここまで効果があるのか解明できないそうです。(だから根拠の無い誹謗中傷も沢山あったそう)しかし少しずつその実績が評価され、国連等でも認められてくるようになりました。

 

「人間が汚す前、地球は綺麗だった。バクチャーの語源は“Back to the nature ”僕達は元に戻すだけでいい。」

 

セットちゃんはこれは水だけでなく、人間も同じだと教えてくれました。

 

 

「私自信がないの、何やっても出来ない。」

 

もし本当にそんな子がいたら今ここに自分の足で立っていない。赤ちゃんだったあなたは、誰に言われなくても何度も挑戦し、自ら足で立つという偉業を成し遂げた。でも大人に「あなたは何をやっても出来ないね」とか「何で他の子が出来てることも出来ないの!」と怒られ、思い込みを植えつけられてしまう。

 

こうして“何をやっても出来ない自分”と思い込まされてきただけなのだ。

 

 

「人も水も環境も、元に戻すだけでいい」

 

セットちゃんが教えてくれたこのメッセージに、どれだけ気持ちが救われたか。我々はみんな元々幸せで、愛されて、地球という恵まれた環境に生まれてきた。そのことに感謝し、今自分に出来ること、そして未来を担う子ども達に出来ることを考えて生きる。

 

 

つまり、自分に一致した生き方をすること。

 

 

その大切さを改めて教えて頂きました。

他にも沢山素晴らしいお話を聞かせてくれましたが、ブログには書ききれませんでした。またやるので是非気になった方はロータスに来て下さい!

 

ご参加頂いた皆様、そしてセットちゃん、お忙しい中本当にありがとうございました🙏✨

 

 

 

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「人と違う生き方をするのは怖い」

大地の学校ロータス施設長の今井です。

いつもロータスの話ばかりなので今回は公立学校に通う小学生から聞いたお話をします。

 

その子とは小学1年生からの付き合いで、今は立派に5年生になりました。彼の言葉はとても的を得ていて、公立に通いながらも決して大人の価値観に染まらず自分の考えを口に出来る子です。

 

「本当は真央くんのように自由に好きなことをして生きたいよ。でもみんな人と違う生き方をするのは怖いんだ」

 

「本当はどうしたいの?」と僕は聞きました。彼の本音は“ロータスに通いたい”でも母親が学校の先生である手前、公立学校に通いながら日々勉強や部活に勤しんでいたんです。

 

彼は

「大人は普通に生きる方が安心だから‥」

と呟きました。

 

この大人達の“普通に生きて欲しい”という考え方こそ、僕は洗脳に近いんじゃないかなと思います。この子はうっすらと、その事に気付き始めていました。

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子どもの夢は自由で個性に溢れています。

「サッカー選手になりたい!」

パイロットになりたい!」

でも大人の生き方を見て、子どもは育ちます。そして少しずつ大人になるにつれ、この“普通に生きて欲しい”というマインドに支配されて、殆どの子が無難なところで落ち着いてしまいます。

 

 

 

要は我々大人が「人と違う生き方をする恐怖」に打ち勝てるかどうかなんです。

 

 

フリースクールに通う子というのは洗脳を受ける前にその本質に気付いてしまった子達なんです。だから人と違う生き方に恐怖を感じない。

見学に来る親御さんの殆どは

“本当は普通に学校に通って欲しい”

と言います。

 

でも子ども達はもう違う生き方を選ぼうとしているんです。親がその恐怖に支配されて、自分の子を一生懸命引き戻そうとしているのが現状です。

 

ここでよく考えて欲しいのです。

 

「一体、誰の人生なのか?」と

 

どこまでいっても

親は親の人生

子は子の人生なんです。

 

自分の恐怖で、子どもを支配するのはもう辞めにしませんか?あなたのお子さんは、もうあなたの歩んできた時代に生きていないんです。

 

 

 

 

 

真っ白な子ども達を、誰の色にも染めず

自分らしい色で、色鮮やかに生きて欲しい。

 

 

 

僕はそのためにロータスをやっています。

 

 

 

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性教育をアップデートする【性のお話会】

大地の学校ロータス施設長の今井です。

今回はナーベルプラ座の伏田さんをお呼びして

「性のお話会」を開催しました!

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僕ら親世代の性教育といえば

•高学年になったら男女は分かれて教わる

•男とは‥女とは‥と各性別の違いや身体の仕組みを教わる

•主に射精、月経、性感染症について学ぶ

 

こんな感じではなかったでしょうか。

しかし時代と共に性教育もアップデートしているんです!

 

•小学校3年生から「思春期前期」に入る。なるべく早いうちから男女一緒にオープンに話せる場を作る!

•男らしく、女らしくより「自分らしく」!人と違って当たり前、多様性を知る

ジェンダー問題、ネット性被害等など。子ども達の置かれている現状をまず親が知り、その対策をみんなで考える。

 

と昔より今の性教育の方が遥かに幅広く、多様な知識や理解が求められているんです。国語や算数は出来なくても後からいくらでもやればいい。

 

でも性教育だけは後戻りが出来ないんです。

 

“まだまだうちの子には早いだろ”とか“自然にわかるようになるから”なんて思っている人があまりにも多すぎる。

 

「お母さん、彼女が妊娠しちゃった‥」

「お父さん、知らない人に身体触られた‥」

 

 

愛する我が子からこう言われたらどうしますか?

もっと早く伝えておけば!!

そう後悔しても遅すぎるんです。性に対する心の傷は一生残ります。

 

 

性教育が早いほど、子どもは性交に対し慎重になる」

 

これはデータでも証明されています。

日本では真逆の認識なんです。遅すぎるし、古すぎる。

 

伏田さんも「幼児期が1番素直でちゃんと聞いてくれる。逆に高校生は恥ずかしいのか殆ど質問が出ない。」と仰っていました。日本は世界的に見て性教育に関して後進国だそうです。

 

性被害や予期せぬ妊娠を防ぐだけでなく、性教育を早くから取り入れることで自己肯定感も高まることもわかっています。

 

 

恥ずかしいこと⇨大切なこと

我々大人が認識を改め、学校任せではなく子どもが小さいうちから家族一丸となってオープンに話し合える雰囲気を作る必要があります。これからもロータスでは本気で性教育に関して取り組んでいきたいと思います。

 

お休みにも関わらず沢山のご参加本当にありがとうございました!!!✨

 

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好きなことを仕事にする…の落とし穴

大地の学校ロータス施設長の今井です。

最近巷では「好きなことを仕事しよう!」とか「ワクワクすることを仕事に!」みたいな風潮で賑わっています。

 

これを鵜呑みにして

「よし!絵を描くのが好きだから美大に行って芸術家になろう!」とか

「ゲームが好きだからプロゲーマーになる!」等

 

 

自分の好きなことでお金を稼ごうとすると残念ながら大半の方が失敗します。

 

さかなくんのように一部ですが好きを極めてお仕事に変えてしまう方もいますので例外はありますが、殆どの方が痛い目に合います。

 

分かりやすく例を挙げます。

先日ロータスに通う高校生の進路相談をしていました。その子は料理がとても好きで、大地の恵み食堂でも自らを“料理長”と名乗り色んなおかずを次々に作ってくれます。

 

彼は料理が大好きなので飲食店でバイトすることにしました。しかし仕事なので家庭やロータスのように好きな物を作ったり好きな味付けやアレンジすることは出来ません。同じ調理法を注文受けたらマニュアル通り作り、盛り付け、出す。基本的にその繰り返しです。

 

「好きな料理を作るのは好きだけど、指示されて作るのは全然面白くなかった」

彼が面談で言ってたことが冒頭に好きなことを仕事にすると辛くなる理由です。もちろん彼が自分で店を立ち上げ、気まぐれクッキングメニューで成功すれば話しは別ですがそれにはまだ経験もスキルも足りません。

 

 

お仕事を始めるきっかけとしては良いと思いますが、好きなことや物というのは“自分で選べる自由がある”という前提があるからなんです。デザイナーになろうとした子も「自分で好きなイラスト描くのは楽しいけど、こんな感じで描いてって言われて描くのは楽しくない」と言っていました。好きに選べる自由が無い時点で、それを続けること自体が苦痛になってしまうからです。だから趣味に留めといて、やっても小遣い稼ぎ程度に考えていた方が楽に長く続けられます。

 


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それより、特技を活かした方が圧倒的に仕事になりやすい。ここでいう特技とは“本人の自覚無しに難なく出来てしまうスキル”のことです。

 

 

本人的にはえー?そんなの皆できると思ってた…というくらいなのに周りが絶賛しているというのが一番のミソです。

 

私事で恐縮ですが好きを仕事にしようと何箇所もバイトを転々とした結果、短期の携帯ショップのバイトに出会いました。ひと契約幾らという出来高制のバイトで、人が殆ど通らない田舎の契約ショップであり得ない台数を売ってしまい社員さんに「うちで正式に働かないか!?」と熱烈オファーされました。

 

その経験がきっかけで“何故か僕が売るものをお客さんがかなりの確率で買ってくれる”ということに気づきました。今まで意識したこともありませんでしたが、僕の特技は営業だったんです。

 

 

周りが絶賛するというのは間違いなくそこにニーズがあるからなんです。

 

社員や人から必要とされるスキルだから、お仕事になりやすい。なんか違うな、とかつまらないなと思ってしまう仕事には理由が必ずあります。ただ一時の感情に振り回され、仕事を転々とするより「自分の特技は何かな?」と意識を向けて探し回る方が断然自分に合った仕事に出会える確率が高くなります。

 

 

正直ロータスに通うようなタイプの子にサラリーマンは向いていないと思います。だからこそ自分の武器を理解して、ちゃんと勝負できる環境を探しながら己を磨くことが重要になってきます。

 

そのためにこれからも面談を通して、その子の個性や特技を親御さんと共有し一緒に社会で働けるビジョンを描いていきたいと思います。

 

 

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「それってイジメじゃないのかな」

大地の学校ロータス施設長の今井です。

おかげさまでロータスもそろそろ満員になってきました。当たり前ですが、人数少なかった時に比べてトラブルも増えます。ストレスフリーなロータスですら、例外ではありません。

 

「アイツがこう言った!」

「お前が先にやってきた!」

 

みんな主義主張は違います。

見方が変われば、正義だって変わってきます。

そこには被害者や加害者の明確な線引はなくて、どちらにも悪いところや原因があるからです。自分達で解決して、という方針だし些細な喧嘩なんて日常茶飯事過ぎて誰も止めません。

 

 

でも、「1人対多数」なら話が変わってきます。


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1人の子に対して皆が寄って集って正論で攻撃する。

 

「それってもうイジメと同じじゃないかな?」

 

会議で僕はみんなに問います。

でも恥ずかしい話大人だって毎日やってることです。

 

・不倫した芸能人を大勢で叩く。

・失言した政治家を辞任まで追い込む。

常識という正義を盾になら、大勢で何を言っても構わない。そんな大人達の寛容とは正反対の空気感で育った子ども達は、必ず同じことを繰り返します。

 

 

 

“嫌な奴を排除する”を繰り返し続けるとどうなると思う?

 

 

次に標的になるのは自分じゃないのか…

みんなから変わってると思われるのが怖い…

そんな他人の目を気にして生きるギスギスした学校に、一体誰が通いたいと思うのでしょうか?

 

僕は中学校でハブにされた経験をみんなに告白しました。そんな学校を変えたくて、ロータスを作ったことも。

 

 

それでもまだ、同じことを繰り返すのかと。

 

 

 

 

当時僕を救ってくれたのは、独りきりで弁当を食べる自分に「一緒に食べよ」と声をかけてくれた2人がいたからだ。

 

大勢で叩く側になるか。傍観する側になるか。

独りでいる子に声かけてあげる側になるか。

 

 

1人1人がよく考えて、自分で決めて欲しい。

 

 

皆にそう伝えました。

何度も言いますが、子ども達にイジメをやめろなんて偉そうな事は絶対に言えない。大人達が不甲斐ない行動をし続けてきたからです。

 

どんなに生徒が集まっても、1人1人が心から気持ち良く通いたいと思えない学校だったら必要ない。僕はすぐにでもロータスを畳んで別の仕事始めます。

 

そのくらいの覚悟でやってます。

 

 

みんなに伝わるといいな。

 

 

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「また明日!」は当たり前じゃない

大地の学校ロータス施設長の今井です。

有り難いことに11月末でロータスもいよいよ定員20名まで後1人となりました。殆ど男子校化しているロータスですが、人数が増えてくると揉め事も増えてきます。

 

✔前からロータスにいる古株の子がマウントとってくる…

✔たとえゲームでも「死ね!消えろ!」と言われるのが辛い…

✔独りで静かに過ごしたいのに執拗に絡んでくる…

 

 

 

時には嫌で嫌で泣けてしまったり

「さっきはごめんね」の一言が言えずに気まずい空気が流れたり

 

家で独りで過ごしていた頃には無かった不安だったり、悲しみが次から次に現れてきます。たとえ同い年でも理解できないし、してもらえない。誰しも必ず通る道です。

 


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それでも子ども達は「また明日ね!」ってロータスを去り、次の日も来るんです。

 

 

本来公立学校に行かないことも自分の意思で決められる子達です。本当に嫌だったら“ロータスに来ない”という選択だって出来るはずです。

 

 

その彼らが、自らの意思で毎日通う。

 

 

それって当たり前じゃないんです。

もちろん子ども達だけではなく、スタッフでも親御さんでも同じです。みんな人間である以上、いつ死ぬかすら誰にもわかりません。みんなに平等に明日が必ずやってくる保証もありません。

 

一日一日、生きている奇跡。

「また明日ね!」で次の日顔を合わせられる奇跡。

 

 

日々奇跡の連続で僕らは生きているんです。

 

 

 

「おいおい大袈裟だなぁ」と思うかもしれませんが、僕自身学生だった時は本気で自殺を考えた時期があります。あの頃の経験があるから、眼の前にいる子ども達が、一緒に働けるスタッフが、毎日送り迎えで顔を合わせる親御さん達が、今日を生きてることに心から有り難いと思えるんです。

 

 

悩みがあれば誰かに聞いてもらえばいい。

辛いことがあれば話して楽になればいい。

 

 

 

大人だって子どもだって

自分以外の誰かに頼って、今日を生きてるだけで素晴らしいじゃない。

 

みんなロータスに来てくれてありがとう。

毎日元気に来てくれてありがとう。

 

ちゃんと一日生きててくれてありがとう。

 


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子どもは自分の写鏡【HSCって知ってます?】

大地の学校ロータス施設長の今井です。

10月は3人の子ども達が入学してくれました。毎年この時期は新しい出会いがあり、楽しくなっていく予感がします。

 

 

さて、みなさんは「HSC」ってご存知でしょうか?【23の質問で診断】うちの子ってHSC(ひといちばい敏感な子)? 対処法も教えます

 

「自分に向けてじゃなくても怒鳴り声や酷い言葉を言われている様子を見ると怖くなってしまう」

「仲間外れにされている子を見ると自分事のように辛く感じてしまう」

 

もしそんなお子さんがいたら、「HSC」かもしれません。

 

 

HSP(Highly Sensitive Person)」とは、感受性がきわめて強く敏感な気質をもった人のこと。

 

最近ようやく知られてきた概念ですが、まだまだ一般的には認知不足。このような気質の子に「気にし過ぎだって!」と言っても本人にとっては深刻な問題。次第に“周りに僕のことをわかってくれる人はいないんだ…”と孤立してしまうようになります。

 

大人数が集まる公立学校なんてその子にとっては地獄そのもの。

「お前馬鹿じゃねーの?」

「そんなんもわからねーの?クソじゃん」

みたいな友達同士のよくある戯れでも、神経に響いてしまう。ピュア過ぎる故に、過敏に反応してしまうんです。

 

 

ここでよく大人がやりがちなのは

「そんなんじゃ社会出れないよ!強くならなきゃ!」

とお尻を叩いてしまうこと。

でもそれは鮎に下水道で生きろと言ってるようなもの。本人にとっては死刑宣告も同然です。

 

さて、どうしたものでしょう?

 

解決策は

①環境を変えるか?

②自分が変わるか?

の二択しかありません。

 

公立学校じゃなくその子にできるだけあったフリースクール等の別の選択肢を探す。もしくは色んな子はいるけども自分らしくいられるような友達だけと関わるようにする。相手と自分の間に見えないバリアを張れるようにする等が挙げられます。

 

と、まぁここまではネットや育児書にも書いてあることです。いわばマニュアルですね、だからもう少し深堀りしていきます。

 

少し見方を変えましょう。

 

“この子は自分の写鏡だ”と考えてみてください

 

いやいや、私は普通に学校行けてたし!と思うでしょうがそういうことではありません。

HSPによくあるのが「いい子」であろうとする。周りの期待に応えようと頑張り過ぎてしまうあまり、“人に求められる自分”を演じてしまうんです。

 

つまり本心が言えない。だから傷付き、本当のボロボロになってから初めて爆発するんです。

 

さて、この辺りでドキリとしていませんか?

 

我々大人も同じような場面ありますよね。

・本当はゴロゴロしてたいのに“ちゃんとした母親でいなきゃ”と家事育児を1人で背負い過ぎてしまう。

・本当は休みたいくらい疲れているのに“家族のため”と仕事に出かける。等など

 

 

自分だって本当の自分を隠しているくせに、子どもの前では「辛いことがあったら何でも言ってね」とか言っちゃってませんか?

 

 

我々大人が、自分自身に嘘偽りなく生きる。

“嫌われたくない”“ちゃんとやらなきゃ”等のブロックを手放し、本心をさらけ出す。その課題に向き合わない限り現実はいつまでも変わりません。

 

 

子どもはあなたの心の課題を投影してくれているんです。だからあなたが変われば鏡である子どもも変わる。

 

本当に変わる必要があるのはお子さんじゃなく、実はあなたの方なんです。僕なんか心の課題あり過ぎて毎日子ども達から教わってばかりです。

 

超駄々こねてくる子がいたら、「あぁ自分もこうして甘えたかったんだな」と

演技していい子やっちゃう子がいたら「あなたのままでいいんだよ」って当時一番自分がかけて欲しかった言葉をかけてあげる。

 

そんなふうに自分自身を癒やし、甘えさせてあげるんです。

 

 

騙されたと思って一回やってみて下さい。

世間で障害なんてレッテル貼ってるのは、大人が勝手にカテゴライズして自分達が変わらなくていい言い訳を作ってるだけです。色んな見方があると思いますが、僕はそう思ってます。

 

親ができてないことを、子どもができるわけないでしょ?だからまずは僕ら大人から変わりましょうよ!

 

熱くなってきたのでそろそろまとめます。

  • HSCという敏感で繊細な特性をもつ子どもがいる。
  • 子どもは自分の心の課題を写し出す鏡だと考えてみる。
  • 自分自身を癒やし、嘘偽りなく正直に生きる。

 

 

以上です、最後までお付き合い頂きありがとうございました😊

 


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↑ちょっとシリアスな内容になってしまったので、最後はふざけて終わりますww

 

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