大地の学校ロータス施設長の今井です。
以前個人ブログで「学校に行かない!」と言える子は宝 - 「日本の教育を変える」今井真央のブログと書きましたが、ロータスには実際にどんな子ども達がいるのかをご紹介します。
先日NPO法人ルリアン主催の「ノーマライゼーションフェスタ」にハンドメイド雑貨屋さんとして出店しました。この日のために一生懸命商品を作る子がいました。(岡崎市長も来店してくれました!)
ある女の子は松ぼっくりやストロー等身近な物を使って工夫して作り、初参加なのに5時間で5500円も売り上げました✨
結果だけ書いてしまうと難無く達成したように思えてしまいますが、何本ものストローを同じ高さに切り揃えたり色の配分を考えながら並べたりするのにはとてつもない集中力が必要です。
手間暇かけて商品を作っただけでも尊敬しますが、そのほとんどを初めて出逢うお客さん相手に実際に売れたことが脱帽です。
よく「ロータスは勉強しない」なんて言われますが、今いる子達は朝の学習タイムを使って毎日勉強しております。(スタッフ側の声かけ無しです)
ある子は二桁のかけ算が出来ず、悪戦苦闘しておりました。
同い年の子と比べる必要もなく
自分のペースで
わかるまで何日もかけてじっくりやります。
彼は「これをマスターするまで何度もやる!」と1週間くらいかけて覚えていきました。不器用で、物覚えも悪く、それでも諦めず何度も何度も挑戦する姿が、僕にはどんな天才よりも格好良く見えました。
時には小3の子に小1の子がアドバイスを出す、なんてこともあります。中学生が小学生から教わることもあります。
通常の教室ではありえない光景ですが、ロータスではそれが日常なんです。
彼は一年間「モクズガニ」という蟹をずっと探していました。
「こいつの蟹味噌を食べてみたい!」
何度聞いたかわからないこの台詞。
11月中旬の寒い日のこと。
彼がお散歩中、橋の上から小さく見えるモクズガニを真っ先に察知して、冷たい川の中に一目散に入っていきました。しばらく探して…
「やったーーー!!!」
ビショビショに濡れたその手には念願のモクズガ二がいました。去年の冬からずーっと探しに探して、ようやく手にしたモクズガニ。
彼にはそれほどまでに夢中になれるものがある。
大人の我々には、この純粋なひたむきさがあるだろうか。彼の諦めない姿勢を見て、沢山のことを学ばせてもらってます。
ブログでは語り尽くせないくらい素晴らしい子ども達が他にも沢山います。
宝物の宝庫、それがフリースクールです。
これでも
「公立学校の受け皿」と思いますか?
「可哀想な子ども達の居場所」ですか?
彼らは被害者でもなければ、落ちこぼれでもありません。
一人一人が新しい未来を切り開く、輝きに満ち溢れた宝石です。
僕はこれからも、そんな彼らの素晴らしさや魅力を世の中に発信し続けたいと思います。
大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
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