大地の学校ロータス施設長の今井です。
先日とある森に入り、子ども達とデイキャンプをしてきました。
自分達で持ってきた米を炊いて
野菜を切って味噌汁作って食べる
ただそれだけ
僕はただウクレレ弾いてる賑やかし担当
テキパキ働き、あっという間に完璧なご飯を仕上げる子ども達に感動し
終わった後、本当に何もない森なんだけど
ずっとずっと遊んでいる彼らを見て
言葉で表現できないくらいの逞しさを感じました。
料理のスキルとか
段取りを効率的に考えることとか
そんな二次的なことは案外どうでも良くて
なんか物凄くイキイキとした顔をしてるんです。
今世の中って
「計算すれば◯◯が育つ」
とか
「外で身体を動かせば◯◯が働く」
みたいな
“ああすればこうなる”理論が満載だから
親はもちろん、子どもも
気付いたらやることなすことに意味が必要になってしまうんです。
ゲームにも同じことが言えて
「クリアすれば◯◯がもらえるから」
「レベル上げれば◯◯が倒せるから」
目的が明確だからあまり脳を使わなくていい。敷かれたレールに沿ってやればいつかはクリアできるから。
だから何もない森で延々と遊べる子どもは最強だと思うんです。
木登りや虫取りに意味なんかありません。
ただそこには「やってみたら楽しかった」だけがあります。
この「やってみた」がめちゃくちゃ大事で
頭でっかちに脳だけで動いている人には絶対に真似出来ない。
「そんなのやっても無駄でしょ…」
「そんなことやって将来なんの役にたつの?…」
頭で生きている人達は決まってそう言います。彼らは残念なことに意味がないと行動ができない。だから森に入っても何をしたらいいかわからないんです。
今ある環境を全身で感じ
どう生きるのか
自然と共に“心”で生きている子ども達と
果たしてどちらが本当の意味で人間らしいといえるでしょうか?
僕はあまりにも頭で生きている人達が多いからこそ
もっとシンプルに「心」で生きる子ども達を尊重して、大切にしていきたいと思っています。
大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
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