大地の学校ロータスの日記

愛知県岡崎市竜泉寺町に2020年4月に開校した新しいフリースクール「大地の学校ロータス」の日記です。

自然と共に、“心”で生きる

大地の学校ロータス施設長の今井です。

先日とある森に入り、子ども達とデイキャンプをしてきました。


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自分達で持ってきた米を炊いて

野菜を切って味噌汁作って食べる

 

ただそれだけ

 

僕はただウクレレ弾いてる賑やかし担当

 

テキパキ働き、あっという間に完璧なご飯を仕上げる子ども達に感動し

終わった後、本当に何もない森なんだけど

ずっとずっと遊んでいる彼らを見て

 

言葉で表現できないくらいの逞しさを感じました。


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料理のスキルとか

段取りを効率的に考えることとか

 

そんな二次的なことは案外どうでも良くて

 


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なんか物凄くイキイキとした顔をしてるんです。

 

今世の中って

「計算すれば◯◯が育つ」

とか

「外で身体を動かせば◯◯が働く」

みたいな

“ああすればこうなる”理論が満載だから

 

 

親はもちろん、子どもも

 

気付いたらやることなすことに意味が必要になってしまうんです。

 

ゲームにも同じことが言えて

「クリアすれば◯◯がもらえるから」

「レベル上げれば◯◯が倒せるから」

目的が明確だからあまり脳を使わなくていい。敷かれたレールに沿ってやればいつかはクリアできるから。

 

だから何もない森で延々と遊べる子どもは最強だと思うんです。

 

木登りや虫取りに意味なんかありません。

ただそこには「やってみたら楽しかった」だけがあります。

 

この「やってみた」がめちゃくちゃ大事で

頭でっかちに脳だけで動いている人には絶対に真似出来ない。

 

 

「そんなのやっても無駄でしょ…」

「そんなことやって将来なんの役にたつの?…」

 

 

頭で生きている人達は決まってそう言います。彼らは残念なことに意味がないと行動ができない。だから森に入っても何をしたらいいかわからないんです。

 

 

今ある環境を全身で感じ

どう生きるのか

 

自然と共に“心”で生きている子ども達

 

 

果たしてどちらが本当の意味で人間らしいといえるでしょうか?

 

 

 

 

僕はあまりにも頭で生きている人達が多いからこそ

もっとシンプルに「心」で生きる子ども達を尊重して、大切にしていきたいと思っています。

 

 

大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
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