大地の学校ロータス施設長の今井です。
皆様のご支援のおかげで2021年も無事終えることができました。一年の締めくくりとして振り返りをしたいと思います。
大地の学校ロータスはフリースクールと名乗っておりますが、“不登校の子達をかくまっておく場所”にするつもりは毛頭ございません。
フリースクール=自由な学校
として子ども達自身が過ごし方を決定し、その意志をどんなカタチであれ尊重する学校を創りたいとロータスを始めました。
何をやっているかよくわからない…
なんだか暗い子達が集まる場所でしょ…
という過去のイメージを払拭するため様々な方をロータスにお呼びして、活動内容をSNS 等で常に発信し続けました。
日々の写真はこちら↓
https://www.instagram.com/daichinogakkou/
原則として「好きな人が好きなことをやる」ことをモットーしているため“強制”は一切ありません。
今年から農家の方が定期的に来て下さり畑仕事がより一層活性化しました。
またロータスの保護者の方々から「こんなワークショップをやってみたい!」とご提案頂き、数々のワークショップをやりました。
またカフェ経営者の方にお招き頂き、最新型の配膳ロボットを見せてもらいました。この経験のおかげで小学2年生の男の子は「将来ロボットを作る人になりたい!」という素敵な夢が出来ました。
ある女の子は「お母さんが働くところを見に行きたい!」と言い、実際に働く姿を見に行きました。いつもお母さんとはまた一味違った一生懸命お仕事される姿をみて、新しい刺激をもらいました。
他にも数えきれないほどのイベントを子ども達が企画して、実行してきました。
その中でもちろん「参加しない」という選択肢も尊重されます。
やりたいことが自由に出来るという環境は
同時に「やりたくないことはやらなくていい」という環境が整っていなくてはいけません。そうでなければ全ての生徒にフェアではないからです。
やりたくないという気持ちを尊重してもらえる環境があれば、人は自分で前に進めます。
その証拠にずっと「畑仕事なんて汚れるから行きたくない!」と断っていた子が、気付いたら誰よりも一生懸命畑を耕してくれる頼もしい存在になりました。
もし彼に「毎週水曜日必ず畑仕事やるから参加するように!」と強制していたら、きっと畑仕事は苦痛以外の何ものでもなかったでしょう。
“自分で決めること”
それはその子がその子らしくいられるために一番大切な要素だと私達は考えています。
そのことを証明してくれたのがロータスの生徒達でした。来年は更に色んなことに挑戦し、子ども達と共に学び続けていきたいと思います。
ロータスに関わって下さった沢山の方々、本年は大変お世話になりました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
★現在子ども達が作った作品もメルカリで出品中♪★『オリジナルデザインTシャツ(¥3,000)』 フリマアプリ「メルカリ」で販売中♪ https://www.mercari.com/jp/items/m50021421631/