大地の学校ロータスの日記

愛知県岡崎市竜泉寺町に2020年4月に開校した新しいフリースクール「大地の学校ロータス」の日記です。

聞こえている“音楽”が違うだけ

大地の学校ロータス施設長の今井です。

ロータスも新しいメンバーが加わり、また面白い動きを見せております。正直な話をしますが、ロータスを始めた当初は「既存の学校に行けないから」という理由で通っていた子がほとんどでした。

だから平日の昼間に外に出るのなんておっかなびっくり。ようやく外に出られたと思ったら「今日は学校休みかい?」なんて道行く人に聞かれてオドオドしておりました。

 

それが1人、また1人と増え

いつしか新しいコミュニティとなっていきました。

 

「周りと合わせられない」とここに通い始めた子が、

「暇だ暇だ!やることがない!」と嘆いていた子が、

話し合いを通して他のメンバーと毎日のやりたいことを決められるようになりました。


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すると、岡崎市外から今度は「ロータスが良いから」という理由で他のオルタナティブスクールや私立スクールから転校してくる子が増えてきました。

 

彼らは口々にこう言います。

「ここ最高じゃん」

「いいやつらばっか」

 

 

きっとそれは“音楽性の違い”みたいなもんじゃないかと思います。

 

 

身体に流れるスピード感が違う

聞こえている音が違う

周りの人が踊ってるリズムが、自分とは合わない

 

そもそも教育に良し悪しなんてなくて、その波長が合わなかっただけだったんだと思います。

 

辛かったよね、ずっと嫌な音楽を聞かされ続けるのは

みんなが聞いている音楽こそ「これが正解」だと押し付けられるのは

 

最近ロータスに入学する子は、見学初日にほとんど決まります。それはきっとここの音楽が心地良いことを身体で感じるからなんでしょう。大人には聞こえないやつが、子どもは瞬時にわかっちゃうんです。

 

「自分の仲間と歩調を共にしない者がいるが、それは彼らにはみんなと違うドラマーの音が聞こえているせいだ。その音がどんなに奇妙なものでも、またどんなに遠回りでも、人は自分の耳に聞こえている音楽に合わせて歩いていくべきである」ヘンリー・ソロー


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自分の身体に響く音楽こそ、本当の正解なんです。

同じ音楽を心地良いと思う仲間がいるから、そりゃ毎日楽しく通うわけです。気持ちの良いリズムで踊ってるからその笑顔は本物なんです。

 

僕はその1人1人の音楽を、大切にしたいだけ。

 

良かったら見に来て下さいね(^_^)

百聞は一見に如かず、ですから♪

 

大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
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