大地の学校ロータス施設長の今井です。
暑さも本格的になったと思ったら、急に梅雨に逆戻りしたかと思うような長雨…
子ども達と共に川遊びに釣りに色んなイベントを計画していましたが、あえなく中止になったものもあり、天候に左右された1ヶ月でした。
いつものようにみんなと川沿いをお散歩していると、タバコの吸い殻や空き缶が落ちていることに気付きました。
(虫探しするのが目的だけど)せっかくだから…とトングを持ってゴミ拾いをすることに。
初めは僕だけ拾っていたゴミですが、
「あ、マオくん!ここにもゴミ」
と子ども達が教えてくれるようになりました。
「あ、ここにも!ここにも!」
「マオくんゴミー!!」
…最後のはなんか傷付くからやめて(^-^;笑
そんなやり取りを何回もしていると、子ども達も一緒にゴミを拾ってくれるようになりました。
「なんでこんなにゴミあんの!?ありえねー」
と、最初は何も意識せず素通りしていたゴミを、気にするようになりました。
別にゴミ拾いを強制したり、「一緒にやろうよ!」と声かけしたわけでもありません。
でも子ども達は散歩している時でも、虫探ししている時でも、ビックリマンチョコの包み紙やコーヒーの空き缶が落ちていたら自然と拾う側の人間になっていました。
「こういうの許せないよね」
と、言って彼らは拾います。
子ども達の心には“ゴミが落ちている”=“気持ち悪い”と映るようになったんです。ゴミを拾うことが格好いいからとか、環境のためにとか、そんなお膳立てのようなものではないんです。
ただ、普段遊んでいる川や森にゴミが落ちているのが「気持ち悪い」という価値観。
それはずっと家で遊んでいたり、教室の中で勉強して身に付くものではありません。実際に汗をかき、虫を追いかけ、自然の面白さや美しさを肌で感じるからこそ身に付くものだと思います。
なんとなくから始まったゴミ拾いですが、「美意識は経験からしか生まれない」
という、とても大切なことを子ども達から教わりました。
大人になった彼らが、自分の子どもとお散歩している時にサッと何も言わずゴミを拾う姿を想像して
密かにニヤニヤしています( *´艸`)
大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
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