大地の学校ロータス施設長の今井です。
よく児童向けの施設で「◯◯禁止!」とか「◯◯しないで!」みたいな張り紙を見かけます。初めて来る子ども達にも施設のルールや規則を知ってもらうために張ってあるものだと思いますが、ロータスでは敢えて一枚も張っていません。
そもそも、ルールやマナーって何のためにあるんでしょう?
何故我々は自分達で生活するうえで、わざわざ面倒くさいルールや規則を作るのか?
無秩序だと、かえって居心地が悪くなるからです。
例えば「トイレのスリッパ」
自分が使う時にこんな状態だったらどう思いますか?
「靴を揃えるマナーを身につけて欲しい!」そんな思いから大人達がこんな工夫をします。
おぉ!綺麗になった!!✨
みんなよく出来ました(^_^)一件落着…
本当にそうでしょうか??
普通、こんな枠なんかありません。
「枠があるから揃える」のではなく、「次の人が使い辛いだろうから揃える」が本当に大切な学びじゃないでしょうか。
今回はトイレを例に挙げましたが、全てにおいて同じことが言えます。以前ロータスでポテトチップスを皆で作って食べました。お皿洗いを適当に済ませた結果、次に食べる時にベタベタなお皿で食べなければいけないことになりました。子ども達は「うわ、最悪だわー!」と嘆いておりました。
そしてそのことに気付いてから、子ども達はちゃんと一枚一枚洗剤を使って綺麗に洗うようになりました。
スタッフが丁寧に洗ってあげて、「洗剤でしっかり洗いましょう」と張り紙をすることもできましたが、敢えてしませんでした。
でもだからこそ、子ども達自身で本当に大切なことに気付くことができたんです。カタチだけのルールやマナーより、自分達で気付き、活きる学びに繋げていきたいと思います(^_^)
大地の学校ロータス
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp
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